
THE SWINGING CITY:セルフ解説3
作品に詰まった「英国的なもの」を作家自身が解説していく本企画、現在公開中の漫画『THE SWINGING CITY』からお届けします。
今週は、私的に激熱キャラクターが登場しております。
そう、お巡りさんたちです。

いや~~~~私ほんとに好きなんだわこれが…!!!
イギリスのお巡りさんについて、基本はコチラ↓

この騎馬警官の皆様は、ほんとに日常的に街の中にいらっしゃるので、遭遇する度にトキメキで心拍数が爆上がりします。

で、2023年現在とは様相が異なるのですが、制服もとっっっっってもイカしているので、漫画の中でもそちらを再現しています。

この制帽はロンドン・バービカンにあったロンドン博物館(今は移転休業中)に展示されていて、実際に触ることも出来たので撫でまわしてきたじっくり観察してきました。


フェルトのような素材に見えていたのですが、実物はシッカリ固く頑丈な作りだったので(そらそうか)、これ被ってると肩が凝りそうだな…と思ったり。
センターについている「ER」という紋章は「Elizabeth Regina:エリザベス女王(regina=リジャイナはラテン語で“「女王」)のことで、意味合い的には「女王陛下万歳!」みたいな感じなんだとか。
余談ですが、シャーロック・ホームズの部屋の壁にはホームズが銃で撃ち抜いて作った「VR」「Victoria Regna:ヴィクトリア女王」の文字があるよね。
昨年女王が亡くなって、王位がチャールズ国王に移ったので、こちらの紋章も新王バージョンに描き変わるんだそうです。

現在は制服にも帽子にも複数のバージョンがあるみたいなんだけど、勤務中のお巡りさんに対してあまりジロジロ写真を撮るのもどうかなと思って撮影できないでいましたw
英国にお出かけの際は、ぜひお巡りさんにも注目してみてね~~!
そんなわけで今週のわたくしですが、いやもうしんどかった。